原油価格暴落、OPECパニックで買うべき3銘柄

数字がすべてを物語っている。米国は歴史上どの国よりも多くの石油を生産している。2023年の同国の生産量は平均1290万バレル/日となり、2019年の1230万バレル/日というこれまでの記録を破った。米国の石油生産は急速に増加しており、国際エネルギー機関は、人類がこれまでに一度しか経験したことのない生産過剰を引き起こすだろうと述べている。それは、2020年春、COVIDによるロックダウンで石油需要が急落したときだ。その後何が起こったかは覚えているだろう。当初は売り込まれていたものの、石油・ガス株は2022年にS&P500で最も好調な銘柄となった。シュルンベルジェNV(NYSE:SLB)、APA Corp(US)(NASDAQ:APA)、バレロ・エナジー・コーポレーション(NYSE:VLO)、ハリバートン・カンパニー(NYSE:HAL)は、その年のS&P500の上位4位を占め、それぞれ80.4%、75.2%、73.3%、72.4%上昇した。今、アメリカのシェールブームがOPECを無関係にし、歴史が繰り返されようとしている。アメリカの新たなエネルギー優位性を活用する3つの方法を紹介する。シェールブーム活用その1:キンダー・モーガン キンダー・モーガン(NYSE:KMI)は、米国最大の精製石油・ガスの独立輸送業者である。
Source: Benzinga

ニューストップ