南部の工場の組合化を目指すUAWの取り組みは、アラバマ州のメルセデス工場2カ所での投票で新たな試練に直面

デトロイト(AP通信) — 全米自動車労働組合(UAW)は、歴史的に組合がなかった南部の自動車工場で組合を結成するという野心的な計画の最新の試練に直面することになる。金曜日、アラバマ州タスカルーサ近郊のメルセデス・ベンツ工場2カ所で投票が締め切られる。メルセデスの2カ所の工場(1つは組み立て工場、もう1つはバッテリー製造施設)での投票は、UAWがテネシー州チャタヌーガのフォルクスワーゲン組み立て工場で画期的な勝利を収めた1カ月後に行われた。その選挙で、VWの労働者は大幅な賃金上昇やその他の福利厚生の見込みに惹かれ、圧倒的多数でUAWへの加入に投票した。UAWはそれまで、南部の非組合自動車工場での採用にほとんど成功していなかった。南部の労働者は、ミシガン州や他の産業中西部諸州の伝統的な組合の牙城に比べ、組織化された労働にあまり惹かれていなかったからだ。メルセデス工場での勝利は、南部諸州が外国自動車メーカーに与えてきた税制優遇、低い人件費、非組合員労働力などの誘惑を克服するのに長い間苦労してきた同労組にとって大きな利益となるだろう。
Source: ABC 6 News

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