テスラのCEO、イーロン・マスク氏は、バイオ医薬品大手のファイザー社(NYSE: PFE )が高収益にもかかわらず税金を逃れていると考えているようだ。経緯:この問題は、マスク氏が所有するプラットフォームXで、風刺メディア「バビロン・ビー」の寄稿者であるアシュリー・セントクレア氏がブログ投稿を共有したことから始まった。同氏は、ファイザー社は2023年に連邦所得税をゼロで支払ったと主張した。投稿では、同社が利益の大半を海外に移転し、実質的に税負担をなくすことでこれを達成したと主張した。投稿者はさらに、COVID-19パンデミック中に著名なワクチンメーカーの1つであったファイザー社が「数百億ドルを費やして議員にロビー活動を行い、税法を操作した」と述べた。2023年5月の米上院財政委員会の報告書もこれらの懸念を反映している。同報告書は、製薬会社が最小限の税金を支払いながら法外な処方薬の価格を請求していると批判した。それにもかかわらず、「製薬業界が支払う税率は1桁をわずかに超える程度で、大手製薬会社の利益の大部分は海外に流れ、莫大な利益を生み出している」