配当投資の有効性は多くの研究で裏付けられているが、効果はゆっくりとしか現れない。さらに、昨年のナスダックの強気相場のような市場全体の上昇局面では、高い機会費用が発生する可能性がある。資本増加の可能性を求めるなら、配当貴族株の売却を計画しよう。むしろ、積極的な自社株買いを行っている企業に投資すれば、短期的な資本利益が大幅に増加する可能性がある。このリストにある売却すべき配当貴族株には問題がある。定評のある企業でも、時間の経過とともに競争上の優位性が失われる可能性がある。企業の堀の強さと耐久性を綿密に調べることが重要だ。こうしたゆっくりと効果が出る株の場合、他の場所でより良い機会を探すこともできる。その代表例が、過去5年間で61.76%のリターンを上げているインベスコ・バイバック・アチーバーズETF(NASDAQ: PKW )のような自社株買いETFへの投資だ。それでは、売却すべき配当貴族株3銘柄を見ていこう。アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM) 出典:Shutterstock 農業業界の大手企業であるアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(NYSE:ADM)は、穀物やその他の製品の加工で知られています。