野球はアメリカの娯楽だとよく言われる。しかし、一部の投資家にとっては、FRB観戦こそが本当の観戦スポーツだ。連邦準備制度理事会(FOMC)の会合には毎回、多大な関心と重要性が寄せられている。3か月前であれば、2024年の投資戦略に利上げ保護銘柄を選ぶことなど考えもしなかった投資家はほとんどいなかっただろう。しかし、2024年もすでに4分の1以上が経過した今、多くの投資家の頭に浮かぶ疑問は、FRBがいつ金利を引き下げるのか、あるいは引き下げるのかということだ。FRBはまったく利下げしないのではないかという憶測が高まっている。あるいは、もし引き下げるとしても、選挙の直前か直後だろう。もしそうだとすれば、プラスのリターンを得る可能性が最も高い銘柄でポートフォリオを組む必要がある。これには、配当成長株、健全なバランスシートを持つハイテク株、さらには金融株も含まれる。以下は、これらのカテゴリーから1銘柄ずつ選んだ、利上げ保護銘柄のグループだ。