マスク氏、カリフォルニア州の法律に不満を抱き、スペースXとXの本社をテキサス州に移転すると発言

(ロイター) - イーロン・マスク氏は火曜日、ソーシャルメディア・プラットフォームのXとロケット会社スペースXの2社の本社をカリフォルニアからテキサスに移転すると発表した。同氏の理由は、同州の性自認に関する新法が「最後の一押し」だったからだ。今回の措置で、先週、米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏を支持した同氏は、テスラと自身が経営または指揮する事業の大半をテキサスに移転することになる。世界一の富豪である同氏は、2021年に自身の居住地をカリフォルニアから、個人に州所得税がかからないテキサスに移した。同氏によると、子どもが性自認や性的指向を変えた場合、学区が教師に保護者への通知を義務付けることを禁じるカリフォルニアの新法が、火曜日の発表を後押ししたという。 「この法律と、それ以前の多くの法律が、家族と企業の両方を攻撃したからだ」と、トランスジェンダーの娘を持つマスク氏は、2022年に買収したX(旧ツイッター)でこの決定について説明した。スペースXとテスラのCEOである同氏は近年、政治について率直に発言するようになり、トランスジェンダーの権利や移民などの問題に関するバイデン政権と民主党の立場をしばしば批判している。
Source: AOL

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