東京(AP通信)—米国政府機関閉鎖の可能性と問題を抱える中国経済に対する懸念から、火曜日のアジア株はほとんど下落した。日本のベンチマークである日経225指数は午後の取引で1.0%下落し、32,357.25となった。オーストラリアのS&P/ASX 200指数は0.5%安の7,044.90となった。韓国のコスピは1.3%近く下落し2463.63となった。香港のハンセン指数は0.9%安の17,576.83、上海総合指数は0.2%安の3,109.69となった。投資家は今週後半に発表される中国経済指標に注目している。 CMCマーケッツアジア太平洋・カナダの市場アナリスト、ティナ・テン氏は「悪名高い開発会社恒大が40億元の国内債券返済を怠り、再建会議を遅らせたため、中国の不動産問題はまだ終わっていない」と述べた。ウォール街は先週からの大幅な損失の一部を取り戻した。 S&P総合500種は17.38(0.4%)上昇し4337.44と、6カ月ぶりの最悪週から脱した。ダウ工業株30種平均は43.04ドル(0.1%)上昇して3万4006.88ドル、ナスダック総合株価指数は59.51ドル(0.5%)上昇して1万3271.32ドルとなった。