米連邦準備理事会(FRB)が注視しているインフレ指標が約2年ぶりの低水準となったことを受け、金曜日の株価は上昇し、ダウ工業株30種平均とS&P500が3週連続の勝利を記録した。ダウ平均は176.57ポイント(0.50%)上昇し、3万5459.29ドルとなった。 S&P500種は0.99%上昇し4582.23となった。ナスダック総合指数は1.90%上昇し1万4316.66となった。主要3銘柄平均はいずれも週次上昇を記録し、30銘柄平均は約0.66%上昇した。木曜日、ダウ平均は1987年以来の13日間の連勝記録を止めた。S&Pは1.01%上昇し、ハイテク株の比重が高い指数は2.02%上昇した。週の終わりに、投資家はインフレの鈍化を示すデータや、米国が景気後退を回避できる可能性を裏付ける予想よりも強い決算報告を歓迎した。金曜日に発表された6月の個人消費支出価格指数統計は引き続きインフレの緩和を示した。この指標によると、コアPCEは前月比0.2%上昇し、ダウ・ジョーンズがまとめたエコノミスト予想の0.2%上昇と一致した。