先月の業績低迷を受けて、好調な8月の雇用統計を受けて銀行株がこのセクターに買いを呼び起こし、金曜日には銀行株が市場全体を上回りプラス圏に浮上した。 KBWナスダック銀行指数 BKX は1.2%上昇、フィナンシャル・セレクト・セクターSPDR ETF XLF は0.7%、SPDR S&Pリージョナル・バンキングETF KRE は1.7%それぞれ上昇した。 3つの指数はS&P500SPXの0.4%上昇、ダウ工業株30種平均DJIAの0.5%上昇を上回った。個別銘柄では、JPモルガン・チェースのJPMが0.4%上昇、バンク・オブ・アメリカのBACが1.5%上昇、ゴールドマン・サックス・グループのGSが0.4%上昇、シティグループCが0.9%上昇、モルガン・スタンレーMSが1%上昇、ウェルズが上昇した。ファーゴ・アンド・カンパニーWFCは1.1%上昇した。 8月にはバンク・オブ・アメリカが10.4%下落、JPモルガン・チェースが7.4%下落、シティグループが13.4%下落、ウェルズ・ファーゴが10.6%下落、ゴールドマン・サックスが7.9%下落し、モルガン・スタンレーが7%下落した。 8月のKBWナスダック銀行指数は8.8%下落し、SPDR S&Pリージョナル・バンキングETFは8.5%、フィナンシャル・セレクト・セクターSPDR ETFは2.7%下落した。