オーストラリア株は火曜日、原価安を受けてコモディティ株に引きずられ4週間ぶりの安値を付けたが、生産シーズンはリオ・ティントの12月四半期最新情報で始まった。 S&P/ASX 200指数は日本時間23時47分までに最大0.9%下落し7,430.60となり、12月19日以来の安値となった。ベンチマークでは大手マイナーが損失を主導し、最大1.3%下落して12月7日以来の最低水準となった。消費大国の中国が市場予想に反して中期金利を据え置いたため、鉄鉱石先物価格は月曜日に下落した。リオティントは、2023年の鉄鉱石出荷量が過去2番目に高いと報告したにもかかわらず、1%近く下落し、12月7日以来の最低水準となった。また、中国の景気刺激策が世界最大の鉄鋼需要国の緩やかな回復を促進するとの見通しも示した。 BHPグループとフォーテスキューはそれぞれ1.2%、1.3%下落した。エネルギー株は0.9%下落し、先週基準価格が2%上昇したことを受けて中東紛争による石油生産への限定的な影響が利益確定売りを引き起こしたことを受け、12月5日以来の一日として最大の下落率を記録した。