ニューデリー:大手セメント製造業者ウルトラテックは、インド南部を拠点とする同社のプロモーターから、インドセメント社の株式32.72%を3,954億ルピーで追加取得する。アディティア・ビルラ社の取締役会は日曜、プロモーターの株式32.72%を1株390ルピーで取得する提案を承認したと、ウルトラテックは日曜の規制当局への提出書類で述べた。同社は、スリニバサン・N氏とグルナス氏が率いるプロモーター一族、および持ち株会社からインドセメント社の株式資本の32.72%を取得する3つの株式購入契約を締結した。3,954億ルピーの取引が完了すると、ウルトラテックのインドセメント社(ICL)における株式は55%以上となり、インド証券取引委員会(SEBI)の規定に従って公開買い付けを行うことが義務付けられる。提出書類によると、ウルトラテックの取締役会はまた、「ターゲットの一般株主に対し、ターゲットの株式資本の26%にあたる最大8億5千万株を1株当たり390ルピーで公開買い付けする」ことを承認した。