銅価格が急騰する中、通信会社は70億ドル相当の古いケーブルの鉱脈を保有している

銅価格が急騰する中、通信会社は70億ドル相当の古いケーブルという母鉱脈を抱えている。人工知能、電気自動車、電力インフラ、自動化に関連する需要の高まりに牽引され、銅価格は4年間で約50%上昇している。ブルームバーグの新しいレポートによると、現在、通信大手は古い銅線を地面から引き抜いて電柱から下ろし、リサイクルすることで利益を上げようとしている。「不要になった資材がすべて手元にある」と、英国を拠点とするTXOの資産回収責任者、デビッド・エバンズ氏はブルームバーグに語った。通信会社にエンジニアリングサービスを提供する同社は、業界が今後10年間で80万トンの銅を採取できる可能性があると見積もっている。現在の価値では、約70億ドルに相当する。リサイクルのために回収されている地下銅ケーブル(Green Planet 21経由)銅価格はさらに高くなる可能性がある。 「この仕事に携わってきた30年以上の中で、最も魅力的な取引だ」とカーライル・グループのエネルギー経路チームの最高戦略責任者ジェフ・キュリー氏は、ブルームバーグのOdd Lotsに出演した際に語った。「需要のストーリーを見ると、グリーンCapExやAIがある。AIはエネルギー需要なしには実現できないことを思い出してほしい。そして、電力網の制約は銅になるだろう」。AT&Tは、米国の4つの再生センターですでに回収作業を進めているが、急速に拡大している。「銅価格が現在の水準にあることから、当社はかなり大幅な規模拡大を行っている」と、銅回収・再販活動を率いるAT&Tのエグゼクティブバイスプレジデント、スーザン・ジョンソン氏はブルームバーグに語った。
Source: Zero Hedge

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