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SABバイオセラピューティクスは、2014年に設立され、サウスダコタ州スーフォールズに拠点を置く、さまざまな免疫療法の開発に取り組む、アメリカ合衆国の臨床段階のバイオ医薬品会社です。

ヒト抗体に基づく免疫療法の開発に取り組んでいます。

主に、高度な遺伝子工学と抗体科学を応用して、COVID-19 やインフルエンザなどの感染症、1 型糖尿病、臓器移植、がんなどの免疫疾患や自己免疫疾患など、特定の疾患を標的とした完全ヒト抗体を産生するトランスクロモソミック ウシの開発を行なっています。

主要な製品候補には、COVID-19 の治療のための第 III 相臨床試験にある完全ヒト ポリクローナル抗体治療薬候補である「SAB-185」があります。

また、重度のインフルエンザを治療または予防するための、完全ヒトポリクローナル抗体治療薬候補である「SAB-176」の開発にも取り組んでいます。