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リープ・セラピューティクスは、マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、主に、免疫療法によるがん治療の開発に従事する、アメリカ合衆国のバイオ医薬品会社です。

がん細胞に発現しているタンパク質に対するモノクロナール抗体に注目し、体内の免疫システムを起動させるメカニズムに取り組んでいます。

臨床試験で使用するための主要製品候補には、TRX518およびDKN-01などがあります。

TRX518は、糖質コルチコイド誘発性腫瘍壊死因子関連受容体（GITR）を標的とするモノクローナル抗体です。

DKN-01は、Dickkopf関連タンパク質1（DKK1）を標的とするモノクローナル抗体です。
食道癌胆管癌非小細胞肺癌、および膵臓胃肝頭頸部子宮癌、前立腺癌、多発性骨髄腫などの他の腫瘍タイプの標的癌治療としての可能性を秘めています。
レナリドミドおよびデキサメタゾンと組み合わせた多発性骨髄腫患者を対象としたパイロット研究でテストされています。