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アメリカ株ドットコム

セールスフォース・ドットコム(salesforce.com)は、米国カリフォルニア州に本社を置く、CRMソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業です。
ビジネスアプリケーションおよびアプリケーション・プラットフォームをインターネット経由で提供しています。
1999年4月に、マーク・ベニオフにより設立されました。

2000年4月には日本法人である株式会社セールスフォース・ドットコムが設立されました。
セールスフォース・ドットコムは、前オラクル幹部のマーク・ベニオフ(Marc Benioff)により、 業務アプリケーションをWebサービスとして提供するというコンセプトのもと、1999年に設立されました。
SaaSタイプの本格的なクラウドコンピューティング・サービスの提供企業としては初めての会社です。

日本法人である株式会社セールスフォース・ドットコムは、2000年4月に設立。オフィスは、東京本社と大阪オフィスの2箇所。
代表取締役社長を務める宇陀栄次は、米国セールスフォース・ドットコムの上席副社長も兼任しています。
企業向けクラウドコンピューティング・サービスの提供事業者として、日本国内でも多くの企業への導入実績を持つ。特に2007年の郵便局会社（当時は日本郵政公社）での導入は話題を呼びました。

日本国内における導入企業数などは原則公開していないが、2009年10月時点で2,200社67万ユーザーに利用されていると幹部が講演で語っています。
他にも、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、株式会社損害保険ジャパン、日立グループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、小田急電鉄株式会社、株式会社リロケーション・ジャパン、株式会社ローソンなど、規模・業種を問わず多数あります。
2009年には山梨県甲府市が定額給付金支給に当たって事務負担の軽減を図って導入しました。

セールスフォース・ドットコムのサービスは、すべてインターネット経由で提供されるクラウドコンピューティングモデルです。
そのサービスは、大きく分けてSaaS型アプリケーションの「Salesforce CRM」と、PaaSと呼ばれる「Force.com」プラットフォームの2つに分けられます。