アストラゼネカの希少疾患部門、ファイザーの遺伝子治療で10億ドルの契約に

アストラゼネカは金曜日、同社のアレクシオン部門が、英国の製薬会社ファイザーが新たな遺伝子治療に賭けていることから、同社の早期希少疾患遺伝子治療ポートフォリオを最大10億ドルと販売ロイヤルティで買収することに合意したと発表した。英国の同社はまた、アレクシオンの研究開発責任者であるシャロン・バー氏が、アストラゼネカでバイオ医薬品研究責任者を長年務めたメネ・パンガロス氏の後任となると発表した。パンガロスは同社の新型コロナウイルスワクチンの公の顔だった。アストラゼネカは2021年にアレクシオンを390億ドルで買収した。同社は希少疾患に注力しており、第3四半期にファイザーとの取引を完了する予定だ。この契約により、多数の新規アデノ随伴ウイルス(AAV)カプシドがアレクシオンに導入され、ゲノム医療におけるアレクシオンとアストラゼネカの能力の構築に役立つことになる。 AAVキャプシドは、遺伝子治療や遺伝子編集のための治療用遺伝子カーゴを送達するための効果的なメカニズムであることが示されている、と同社は述べた。アストラゼネカは昨年10月にも、米国に本拠を置く遺伝子治療開発会社ロジックバイオ・セラピューティクスを660%の巨額プレミアムとなる6800万ドルで買収した。
Source: Business Recorder

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