半導体設計会社ラティス・セミコンダクター(NASDAQ:LSCC)の株価は、同社が次四半期の収益見通しを発表した第3四半期決算が発表される前のウォール街の予想を約10%下回ったことを受けて、午前の取引で13.7%下落した。ラティスは、低調な収益予測は欧州の通信インフラ需要の減少と、欧州とアジアの産業市場および自動車市場の需要減少によるものだと説明した。経営陣は自社製品の長期的な可能性を信じているものの、高金利が短期的な需要を阻害していると指摘した。経営陣は決算報告で、流通業者と大規模な最終顧客の在庫は引き続き健全であると付け加えた(在庫水準が高いと将来の注文が減少する可能性がある)が、市場はやや懐疑的のようだ。半導体業界は、先導者のテキサス・インスツルメンツから始まりオン・セミコンダクターまで、今決算期に不安定な業績が続いている。