東京(AP通信)—投資家が米国の消費者信頼感や雇用市場に関する重要な報告書など、金融市場のさらなる変動が見られる可能性のある週を見据えていたため、火曜日のアジア株はまちまちの取引となった。日本のベンチマークである日経平均株価は反転し、午後の取引で0.3%上昇し30,796.81となった。オーストラリアのS&P/ASX 200は0.1%上昇し6,780.70となった。韓国のコスピは1.3%安の2280.48。香港のハンセン指数は1.0%安の17,059.78、上海総合指数は0.4%安の3,008.37となった。日本の中央銀行は火曜日、利回りに関する文言を変更し、10年国債利回りが1%を超えることを容認し、より厳格に設定された上限ではなく「基準点」と呼んだ。日銀は声明で「今後の情勢に応じて金融市場において長期金利が円滑に形成されるよう、イールドカーブ・コントロールの弾力性を高めることが適切であると判断した」と述べた。 2日間の政策決定会合の終わりに、日本銀行は米国とは異なる路線をとる金融政策を維持した