オススメ度数:90

デュポン
DuPont de Nemours, Inc.(DD)

取扱証券会社

デュポン(Du Pont)は、米国の化学会社です。
規模は世界第3位・米国で第2位(世界最大はBASF)。なお米国内では英語読みで「デュポント」と発音される。

正式社名はE. I. du Pont de Nemours and Company (イー・アイ・デュポン・ド・ヌムール・アンド・カンパニー)。
本社はデラウェア州ウィルミントン市に存在します。
創業は1802年です。資本金は111億3600万USドル。創業者はフランス出身のユグノーであるエルテール・イレネー・デュポン。
メロン財閥、ロックフェラー財閥と並ぶアメリカの三大財閥と称されます。
Safety (安全)、Health (健康)、Environment (環境)、Ethics (企業倫理) を企業理念としている。

エルテールの祖父はユグノーの時計職人で、父は経済学者で政府の官僚にもなったピエール・サムエル・デュポン・ド・ヌムール(Pierre Samuel du Pont de Nemours)でした。
フランス革命を避けて、1799年に一家で米国に移住したエルテールは、アントワーヌ・ラヴォアジエに師事し化学知識があり、黒色火薬工場としてデュポン社を設立しました。
当時アメリカで生産されていた黒色火薬はきわめて粗悪であったため、ビジネスは成功しました。
徹底的な品質管理と安全対策、そして高品質によりアメリカ政府の信頼を勝ち取り、南北戦争で巨利をあげました。
やがて20世紀に入りダイナマイトや無煙火薬などを製造するようになります。
第一次世界大戦・第二次世界大戦では火薬や爆弾を供給したほか、マンハッタン計画に参加しテネシー州のオークリッジ国立研究所でウラニウムやプルトニウムを製造するなどアメリカの戦争を支えました。

デュポン家からは海軍軍人サミュエル・フランシス・デュポンらが輩出されます。
またデュポン家は草創期の自動車産業に着目し、1914年にはピエール・S・デュポンが1908年に創業したゼネラルモーターズ (GM) に出資しました。
後に彼は社長に就任し、彼の指揮とデュポン社の支援の下、ゼネラルモーターズは全米一の自動車会社へと成長しました。

2世紀にわたる歴史の中で、M&Aを繰りかえす典型的なアメリカのコングロマリット企業となりました。

詳細データ

更新日: 2024年3月19日 05時00分値

株価

$73.52

-0.39%

出来高

2,509,158

月間出来高

646位

000

従業員数

341位

000

銘柄時価総額

571位

000ドル

1株毎の利益

867位

0.9375ドル

株価収益率

432位

6873.83%

1株毎の配当率

2148位

144.88%

配当利回り率

4654位

2.08%

ベータ

4293位

1.007

化学薬品業界の人気銘柄