グッチの改革が失敗、ケリングは利益警告で急落

グッチの経営再建が失敗し、ケリングは利益警告で急落 グッチの親会社ケリングSAの中国本土における問題は、このフランスの高級品大手が利益警告を出したことでさらに深刻化している。その結果、パリでの同社の株価は6年ぶりの安値に急落した。グッチ、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、イヴ・サンローラン、クリード、アレキサンダー・マックイーンのブランドを擁するこの高級品メーカーに対する中国での需要低迷が、水曜日のパリの取引で混乱を引き起こした。株価は10%も下落し、2017年10月以来の安値に落ち込んだ。ケリングは、世界最大の高級品市場の一つである中国を中心に、アジア太平洋部門の「厳しい市場状況」を理由に、第1四半期の売上高が11%減少したと発表した。グループ第1四半期の収益は45億400万ユーロで、報告ベースでは11%減、比較ベースでは10%減。「ケリングの業績は第1四半期に大幅に悪化した。年初は厳しいスタートになると予想していたが、特に中国での市場環境の低迷と、グッチをはじめとする当社ブランドの一部の戦略的な再編により、売上高への下押し圧力がさらに強まった」とケリングのフランソワ・アンリ・ピノー会長兼最高経営責任者(CEO)は声明で述べた。
Source: Zero Hedge

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