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アップルが社名から「コンピュータ」を取った10年後、テスラは「モーターズ」を取る

日本時間: 2017年2月2日 4時12分 公開

10年前からアップル・コンピュータとして知られていた企業と類似点があるテスラは、水曜日に、単なる自動車会社以上のものがあると示しながらも、もはやテスラ・モーターズとして知られることはないだろうと述べました。

2007年1月のマックワールド・カンファレンスで、アップルの共同設立者、スティーブ・ジョブズ氏は「アップル(Apple, Inc.)」に改名し、アップル・コンピュータという名前はもはや提供製品を反映していないことに言及しました。

当時、アップルはiPodの成功を高く評価し、その売り上げはMacを大きく凌駕していた。けれども、アップルのブランド変更が行われるわずか数日前に、iPodよりもはるかに大きく、永続的な影響を与えるという新製品カテゴリーのiPhoneを発表しました。

iPhoneデビューのワンツーパンチとアップルのブランディングからコンピュータを外したことで、その未来はMacに縛られていないということを世界に知らしめたのです。

10年後、アップルの収入源はiPhoneによって支配され、その携帯電話の販売は前四半期だけで7830万台に到達しました。Macは依然として収入源として重要で、540万台の売り上げを伸ばしています。けれども、その売り上げは、iPhoneの人気には至っていません。

今後、テスラにとって何が起こるかはわかっていることです。しかし、2016年後半にソーラーシティを20億ドルで買収し、2018年までにギガファクトリーでの電池の完全生産を達成するならば、創業者のイーロン・ムスク氏が電気自動車メーカー以上の多くの物事を見通していることは明らかでしょう。

ジョブス氏がアップルの未来は伝統的なコンピュータにないことをいかに知っていたかということに比べ、異なるわけではありません。

この変更により、テスラは、フォード・モーターやゼネラル・モーターズ、フィアット・クライスラー・オートモービルズなど、アメリカの「遺産(legacy)」自動車メーカーとの差別化を図ることができます。

テスラは自動車産業の先を見越しているために、アップルから重要な才能を引き抜きながら人材を募集しています。直近では、Swiftプログラミング言語の先駆者であったクリス・ラトナー(Chris Lattner)氏がテスラへの加入のために退社しました。これは、オリジナルのMacBook Airエンクロージャを担当した機械技術者、マイク・ケースボルト(Mike Casebolt)氏も同じでした。

その部分に関して、アップルはコンピュータ分野からさらに進んでいく動きを模索してきました。そして、社内では秘密の自動車プロジェクトである「プロジェクト・タイタン(Project Titan)」に、かなり投資したと噂されています。アップルが本格的に自動車産業に来るかどうか、または単に自家用車技術を市場に出すかどうかなど、さまざまに変化してきました。いずれにしても、テスラと直接的に競争するでしょう。

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