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マクドナルド、新しいコンセプトのカフェをオープン

日本時間: 2016年9月22日 7時41分 公開

大手ファストフードチェーンのマクドナルド(McDonald's)は最近、これまでの店舗とは全く異なった新しいコンセプトのカフェをフランス、パリにオープンしました。
この新しい店舗は、カフェ専門の店舗としてオープンされ、コーヒーなどの飲み物のほかにマカロンやカップケーキ、ティラミスなどのお菓子を提供しています。
また、店舗のデザインとして従来のマクドナルドで用いられている黄色のロゴを用いることはせず、より落ち着いたデザインのマックカフェのロゴを用いており、スターバックスに近い雰囲気の店舗となっています。

マクドナルドにおけるこのようなコンセプトの店舗は、昨年12月にカナダのトロントで実験的にオープンしており、その店舗においては朝食メニューなどに力を入れている一方、従来マクドナルドで提供してきたハンバーガーやフライドポテトなどのメニューを提供しないといったタイプのものでした。
マクドナルドのCEO、ジョン・ベッツ氏は、顧客はカフェ専門の店舗を望んでいたと述べており、今後より多くのカフェメニューの充実に注力していくと述べています。

マクドナルドは現在、世界で36000以上の店舗を運営しており、その店舗数は飽和点に達しつつあるとみられています。
昨年、アメリカにおける他のレストランチェーン増加の影響やアジアでの食品安全問題を受け、マクドナルドでは1970年以来初めて閉店した店舗の数が新規出店数を上回ることとなりました。

ファストフード業界は近年業績が芳しくない一方、カフェ業界は高成長を続けており、2016年のコーヒー小売市場は前年比4%増の460億ドルの規模になると予測されています。
また、世界的な健康志向から、炭酸飲料などの甘い飲み物の消費量が減少する一方でコーヒーの消費量が増加しており、今後もコーヒーの消費量は増加するものとされています。

マクドナルドは、コーヒーなどのカフェ商品ラインであるマックカフェを1993年にオーストラリアで立ち上げて以来、20年以上にわたりマックカフェ商品を提供してきました。
しかしながら、マクドナルドの主力であるハンバーガーとカフェ商品の補完関係は薄いことから認知度は低く、今回カフェ専門店舗を出店することは、マックカフェのブランドを消費者に改めて認識させる良い機会であるとされています。
また、カフェ専門店舗はハンバーガーショップに比べ小さい面積で出店が可能であるため、店舗コストの削減を図りつつ、大学やショッピングモールなど様々な場所へ出店することが可能となります。

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