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アップル、iPhone 7に関する大規模ミステリーを掘り下げ

日本時間: 2016年9月11日 8時3分 公開

アップル(NASDAQ:AAPL)はiPhone 7発売記念イベントで、最新携帯電話に搭載される新型A10フュージョンチップで大きく発表しました。プロセッサは、CPU性能とグラフィックタスクの両方で、実質的な改善を表します。

とくに、アップルは、グラフィックス性能の観点から、A10フュージョンはA9よりも50%高速であるが、前世代A9チップのわずか3分の2の消費電力でこの改善を実現すると主張します。

アップルはまた、A9からA10への変更で、新しいチップ製造技術に移行していたことは、印象的だったでしょう。アップルがタイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(NYSE:TSM)の、この新型チップとともに、16ナノメートルFinFET・プラス・テクノロジーを貫き通す事は、狂気の印象をもたらします。

A9のグラフィックスサブシステムに比べて、主要な設計変更はA10フュージョンチップのグラフィック部分になされていることは明らかです。だから、次のような疑問があります。アップルが新型チップで使用するグラフィックスプロセッサは、何か?

■3つの候補のうち、可能性の高いもの2つ
アップルがA10フュージョングラフィック部分で搭載するであろう、3つの潜在的オプションがあります。一つは、イマジネーション・テクノロジーズ(NASDAQOTH:IGNMF)のSeries 7XT Plusです。そのデザインは、アップルがA9/A9Xで使用したSeries 7XTに類似していますが、いくつかの拡張機能を有します。

もう一つは、イマジネーション・テクノロジーズの次世代Series 8XTグラフィックス・コアの可能性があります。この技術詳細は正式に発表されていませんが、「8XTコアを搭載する高機種携帯電話で、位置を統合し、リーダーシップを保持する」ことを目指すとした7月の決算発表で、たしかに言及しました。

そして、最後は、アップルによる完全なカスタム・グラフィックスプロセッサの設計の可能性です。

パフォーマンスの改善の大きさを考えると、Series 7XT Plusの使用はあり得ないでしょう。ここでは、Series 8XTプロセッサと、カスタムプロセッサの使用可能性が残ります。

また、イマジネーション・テクノロジーズが「Series 8XTコアを搭載した高機種携帯電話でのリーダーシップを維持する」ことを目指すという発言と、アップルが断然、最大の高機種携帯電話の顧客であることを考えると、A10フュージョンチップがSeries 8XTプロセッサを使用することは、理に適っています。

■なぜイマジネーション・テクノロジーズは、Series 8XTを「発表」していなかったのか?
アップルがすでにSeries 8XTグラフィックス・コアを搭載したチップを出荷する場合、なぜイマジネーション・テクノロジーズがSeries 8XTを公式発表せず、それについて大きく騒ぎ立てなかったのですか?

私の推測では、アップルは、イマジネーション・テクノロジーズに、デバイスのリリースに先立つiPhone 7から顧客が期待するであろうグラフィックス性能強化を明かしてほしくなかったのでしょう。結局、イマジネーション・テクノロジーズがコアを発表し、その性能・消費電力推定をしたため、アップルがA10フュージョンチップで発表すること予測は、それほど難しくなかったでしょう。

Series 8XTの性能・機能について黙秘することにより、イマジネーション・テクノロジーズは、アップルが不可能な方法で顧客を驚かせることを可能にしました。

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