日本時間: 2016年8月30日 22時30分 公開
アップル(NASDAQ:AAPL)はつねに、今後の携帯電話に関する多くの憶測・うわさがあります。そして、今回は、将来的にマイクロLEDに切り替わるという新たなうわさが挙がっています。
アップルは、OLEDディスプレイを使用しています。しかしながら、マイクロLEDのほうが良いと言われており、アップルを知っている誰もが、アップルが次なる大きな機会であり、次善の策へ移行することを知っています。InnoluxのCEOであるWang Jyh-Chauは、パフォーマンスコスト比率が懸念されるかぎり、OLED技術は液晶ディスプレイからの次段階にあると信じるうちの一人です。けれども、マイクロLEDは、OLEDディスプレイよりも良いと考えられ、将来の主流になると期待されています。アップルの携帯電話は、TFT-LCDディスプレイを使用します。
アップルがマイクロLEDディスプレイに切り替える可能性に関するもう一つの理由は、数年前にLuxVueとして知られるマイクロLED企業を買収したからです。そして、ディスプレイを開発するマイクロLED工場を、台湾で立ち上げたといううわさもあります。Wang氏は、OLED事業を中断されるため、負の影響が与えられたと考えています。しかしながら、マイクロLEDは効率的でないために、OLED事業は依然として優位性を持っています。このことが、マイクロLEDが未だに主流になることはないという理由です。
アップルは、microLEDはまだ費用効果の高いものではなく、ゆえにその買収は高額案件になるという事実をよく知っています。そのため、ディスプレイ製造業の買収を決めました。マイクロLEDディスプレイの利点は、軽量・薄型であり、高解析度・高輝度、幅広い色調配列を提供することです。
早ければ2017年には、アップルの携帯電話にはマイクロLEDディスプレイが搭載されるといううわさがあります。より小さな携帯電話のほうが、テスト向けにはより適しているために、アップルは2017年の後半あたりに、より小型のデバイスでその機能を紹介するかもしれません。したがって、アップルがディスプレイを新しいタイプへ切り替えることを決定した場合、iPadのようなより大型デバイスは後になって、そのようなディスプレイが搭載されると予想されます。