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ウォルト・ディズニー、ビデオストリーミングサービスのBAMテックの株式を取得

日本時間: 2016年8月10日 6時17分 公開

ウォルト・ディズニー(Walt Disney Co.)は、メジャーリーグによって設立されたビデオストリーミング企業のBAMテックの株式33%を10億ドルで買い入れることを発表しました。この買収によって、BAMテックはMLBアドバンスト・メディア傘下から離れることとなります。
また、ディズニーはBAMテックの株式について過半数を取得するオプションも有しています。
BAMテックは、ディズニーがすでに有しているスポーツ専門の放送局、ESPNのブランドでサービスが実施されることとなります。
ディズニーの最高経営責任者ボブ・アイガー氏は、ディズニーによるBAMテックでのサービス開始は年末までに行われると述べています。

BAMテックでは、メジャーリーグベースボールやナショナルホッケーリーグなどの国内での試合や、国際試合のライブ中継などが放映される予定となっているものの、ESPNで提供されている番組についてはBAMテックのサービスには含まれないものとなる見込みで、ESPNとの相互補完的なサービスになるとされています。
近年の有料テレビ番組解約者増加の流れを受け、ディズニーでは収益事業となっているESPNにおいて加入者の減少に苦しめられており、また、スポーツ放映権の価格が上昇していることから、ESPNの収益基盤を強化する必要に迫られています。
調査会社のニールセンによると、2015年の間にESPNの加入者は120万人減少したとされています。

ディズニーの2016年度第3四半期の収益は、「キャプテンアメリカ」などのヒット映画に支えられ5%の増加となっています。
また、パーク・リゾート部門における営業利益は前年同期比8%増の9億9400万ドルと報告されているものの、上海のテーマパークにおいてオープニングコストが高くなったことから営業利益率は悪化していると述べており、最近ではアトラクションの建築やデザインを担当していた従業員のレイオフを行っています。
また、コンシューマープロダクト及びインタラクティブ部門においては、一部でライセンス製品が減少していることを受け営業利益は7%低下し、3億2400万ドルとなっています。

ウォルト・ディズニーの第2四半期における1株当たり利益は1.62ドルと、アナリスト予想であった1.61ドルをわずかに上回り、第2四半期の売上高についてもアナリスト予想を上回る143億ドルとなりました。

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