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バークシャー、製造業と保険業により第2四半期利益が50億ドルに増加

日本時間: 2016年8月6日 6時11分 公開

有名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる世界最大の持株会社、バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)は8月5日に2016年第2四半期の利益について発表し、2016年に新たに取得した製造業と保険業によって収益が改善した結果、昨年同期における四半期の利益40億1000万ドルを上回る50億ドルに上る利益を獲得したと発表しました。
投資成果の一部を除外した営業利益は1株当たり2803ドルとなったものの、アナリストの予想していた1株当たり2911ドルを下回る結果となっています。

バークシャー・ハサウェイは2016年に入って以来、製造業企業の取得を進めており、バッテリーメーカー大手のデュラセル(Duracell Inc.)や、金属加工業大手で、航空宇宙産業に強いプレジション・キャストパーツ(Precision Castparts Corp.)を取得しています。
バークシャー・ハサウェイの製造・サービス・小売業部門の収益はこの2社によって14%押し上げられ、14億9000万ドルとなりました。

これら製造業の収益に加え、2015年にバークシャー・ハサウェイが取得した自動車保険会社のガイコ(Government Employees Insurance Company(GEICO))の税引前事業利益が、前年同期比3倍の1億5000万ドルまで反発したことによって、前年同期に3800万ドルの損失を計上したバークシャー・ハサウェイの保険部門は、3億3700万ドルの利益を計上しています。
また、バークシャー・ハサウェイがクラフト・ハインツ・カンパニー(Kraft Heinz Company)に対して有する優先株式からの収入6億1000万ドルも、バークシャー・ハサウェイの収益に貢献しています。

バークシャー・ハサウェイの抱える最大の事業である鉄道事業は、石炭や石油製品、農産品の輸送が減少したことを受け、利益は前年同期比20%減の7億7200万ドルとなりました。
また、電力などインフラ事業についても利益が減少し、前年同期の5憶200万ドルに対し、2016年第2四半期については4億8200万ドルと落ち込んでいます。

バークシャー・ハサウェイの株式ポートフォリオの、第2四半期末における時価総額は1042億ドルと評価されており、3月末時点における評価額1064億ドルから減少しています。
一方、バークシャー・ハサウェイの保有する現金残高については、83億ドルに上るクラフト・ハインツの優先株償還などにより、3月末時点における583億ドルから大幅に増加し、727億ドルとなりました。
これらの資金は、新たな買収資金として用いられます。
また、バークシャー・ハサウェイの帳簿残高は第1四半期末に1株当たり15万7369ドルであったものが、第2四半期末には1株当たり16万9ドルへ増加しています。

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