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大手クレジットカード2社、ペイパルと提携

日本時間: 2016年8月3日 0時0分 公開

大手クレジットカード会社のビザ(Visa Inc.)と、マスターカード(MasterCard Inc.)の2社は、ペイパル(PayPal Holdings Inc.)との競争を避けるため、ペイパルと戦略的提携を結ぶこととなりました。
オンライン決済サービスを提供するペイパルは、マスターカードやビザなどクレジットカード会社にとって脅威的な存在となっていました。
ビザは既にペイパルとの間で戦略的提携についての契約を完了しており、マスターカードは現在ペイパルと交渉段階にあります。

ビザがペイパルとの間で提携に関する契約を締結したのは2016年6月で、この提携によってペイパルのユーザーは、ペイパルのアカウントとビザカードを紐付けすることができ、決済をビザカードで行うことができるようになるなど、利便性が向上することとなります。
戦略的提携の契約以前、ビザは独自のオンライン決済サービスを展開するなど、オンライン決済サービス市場においてペイパルと対立関係にありました。
ビザのCEO、チャールズ・W・シャーフ氏はこの提携によって、カスタマーエクスペリエンスの向上や、ビザの発行するクレジットカード及びデビットカードによる決済額の増加、コスト削減、セキュリティ向上などといった効果が期待できるとしています。
また、ペイパルについては、ビザとの提携によって実店舗での決済サービス利用増加などのメリットが考えられています。

マスターカードは、2016年第2四半期からペイパルと戦略的提携関係の再確立について交渉を進めていることを明らかにしています。
また、ペイパルと対立関係にあったビザとは異なり、マスターカードにおいては以前からペイパルとの間で製品やサービスなどにおいて協力関係にありました。

ビザは現在、マスターカードに比べてより多くの顧客を抱えており、また、ビザカードによる決済回数や決済額はマスターカードを上回る状態となっていることから、ペイパルとの提携によってより大きな利益を得ることができるのはビザであると考えられています。
また、ビザは最近、顧客基盤が弱いヨーロッパにおいて、ビザ・ヨーロッパ(Visa Europe)の買収を完了しており、マスターカードが強い顧客基盤を有しているヨーロッパにおける顧客獲得に注力しています。
とはいえ、ビザやマスターカードといった大手クレジットカード会社とペイパルの提携によって業界内における競争圧力が低減されることから、これら2社のみならず全てのクレジットカード会社が恩恵を受けることとなります。

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