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ジョイ・グローバル、小松製作所により約29億ドルで買収

日本時間: 2016年7月23日 20時15分 公開

ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、世界中で12000人の従業員を抱える創業132年の鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバル(Joy Global Inc.)は、およそ29億ドルで日本の鉱山及び建設機械メーカーである小松製作所により、買収されることとなりました。
現在のところ、ジョイ・グローバルの幹部は買収についての質問を受け付けていないものの、ジョイ・グローバルはミルウォーキーの本社を維持するものとしています。

小松製作所は現在世界2位の鉱山・建設機械メーカーであり、現在鉱山機械による売上は170億ドル以上に上り、小松製作所の売上高のおよそ25%を占めています。これまでの小松製作において最大の買収案件であるジョイ・グローバル買収によって、世界トップの鉱山・建設機械メーカーであるキャタピラー(Caterpillar Inc.)に対する競争力を強化するものとなります。
買収に際して、日米双方の規制当局による承認及び、ジョイ・グローバルの株主による承認が必要となっており、これらの承認は2017年半ばに得られる見通しとなっています。
買収は1株28.30ドルで行われ、この価格は買収発表前のジョイ・グローバル株の終値に対して20%高いものとなっています。また、買収額はジョイ・グローバルが現在有する債務残高37億ドルを含んだものとなっています。
小松製作所は、ジョイ・グローバルを独立子会社として運営し、ジョイ・グローバルのブランド名を維持すると述べています。

ジョイ・グローバルは近年業績が悪化しており、2016年度の売上高は2012年のピーク時のおよそ半分となる見通しです。
アナリストによると、鉱山における設備投資は2017年まで続くとみられており、ジョイ・グローバルの取締役会は石炭の需要減少などといった市場の状況を考慮した結果、小松製作所への売却を決定しました。

小松製作所は買収資金を手持ち資金及び銀行からの借り入れによって調達し、円高により割安でジョイ・グローバルを買収することができます。

建機業界トップのキャタピラーは2011年に、鉱山機械メーカーのビュサイラス・インターナショナル( Bucyrus International, Inc.)を88億ドルで買収しており、この買収が、小松製作所によるジョイ・グローバル買収を決定づける遠因となったとも考えられています。
小松製作所は2012年にも、ジョイ・グローバルの買収を提案していましたが、当時ジョイ・グローバルはコスト削減などを達成しており、買収提案は拒否されていました。

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