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モンサント、バイエルによる買収提案拒否の可能性

日本時間: 2016年7月16日 3時33分 公開

7月14日に、ドイツの化学大手バイエル(Bayer Aktiengesellschaft)がアメリカのバイオ化学メーカー、モンサント(Monsanto Company)の買収提案額を増額したことにより、モンサントの株式は注目を集めました。
これについて、JPモルガン(JPMorgan)のレビューでは、モンサントが増額された買収提案を受け入れる可能性は20%から25%にとどまるとして、モンサントの株式に対しニュートラルの格付けを行い、目標株価を100ドルとされています。

バイエルは14日、モンサントに対する買収提案額を以前提示していた1株当たり122ドルから1株125ドルへ引き上げました。また買収に着手後、取引が完了しなかった場合に15億ドルの違約金を支払うことも表明しています。
モンサントは、バイエルが以前提示していた買収額について、大幅に過小評価であると指摘しており、今回の1株当たり3ドルの買収提案額増加についても、おそらくモンサントは過小評価であると受け止めると推測されています。
また、違約金として提案されている15億ドルについても、同業のチャイナ・ナショナル・ケミカル・コーポレーション(China National Chemical Corporation)がシンジェンタ(Syngenta AG)買収に際して提示している違約金である30億ドルよりも低いものとなっています。
また、バイエルによるモンサント買収は、ダウ・ケミカル(The Dow Chemical Company)とデュポン(E. I. du Pont de Nemours and Company)の合併など農業関連製品市場における統合が進んでいることから、多くの規制上のリスクに直面する可能性があると考えられています。

・モンサントによるBASF農業事業買収の可能性
7月13日にモンサントがBASFの農業関連事業買収を計画しているとのニュースが流れました。この買収計画はモンサントの戦略的優先事項とも合致しており、また、BASFにとっても資産を高額で売却できる良い機会であるとされています。
現在、化学業界では専門分化が進んでいるものの、BASFやダウ・ケミカル、デュポンはこれまで、その流れに乗れていませんでした。また、デュポンとダウ・ケミカルに関しては合併を行うなど専門化の流れに逆らっているものとなります。

モンサントは、農業関連製品において幅広い製品ポートフォリオを有していることから、強い競争力を持っており、長期的に保有される銘柄となっています。しかしながら、その健全な評価を受けやすいという強みによって、高値で株式を購入した株主へのリターンが低くなりがちとなる傾向があります。

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