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テスラ・モーターズ、中国へ進出

日本時間: 2016年6月29日 5時45分 公開

電気自動車メーカー、テスラ・モーターズ(Tesla Motors Inc.)のCEOイーロン・マスク氏は、テスラの工場ギガファクトリーの有する製造能力と、テスラの廉価モデルであるモデル3の売上によって、2020年までに販売台数が2015年の10倍である50万台へ達するという大胆な予測を行っていましたが、マスク氏はモデル3の受注が好調であることから販売台数50万台の達成目標時期を2018年へ早めています。マスク氏のこの販売目標には、中国の市場が含まれており、現在テスラ・モーターズは中国への進出をすすめています。

2015年に、テスラ・モーターズは2016年前半には中国でのモデルX販売を開始するつもりであると述べていました。

テスラ・モーターズは中国市場へのアクセス権を有する数少ないテクノロジー企業です。フェイスブック(Facebook, Inc.)やツイッター(Twitter, Inc.)、アマゾン(Amazon.com, Inc.)など多くのテクノロジー企業は中国への進出を阻まれており、また、中国において大きなプレゼンスを有しているアップル(Apple Inc.)も、中国において政治的な問題に巻き込まれつつあります。

テスラ・モーターズは、今年5月後半に中国において、モデルX P90Dを販売し、6月24日時点での中国におけるモデルXの販売台数が6台となっているほか、7月2日に中国でモデルX 75Dを販売を行う予定です。

中国にとって外資企業であるテスラ・モーターズが中国市場で成功をおさめるためには、中国政府の取り組みに資する技術などを中国へ持ち込む必要があります。

中国は現在、深刻な大気汚染の問題を抱えており、電気自動車の導入には積極的です。中国国内企業にも、電気自動車を製造する企業は存在するものの、中国政府としては、テスラ・モーターズが中国において充電ステーションのインフラを整備することを期待していると推測されています。

テスラ・モーターズは米国などの主要な市場において、テスラの電気自動車オーナーのために充電インフラを構築しています。

また、テスラ・モーターズは中国においても同様の動きをしており、6月27日は中国で100番目となる充電ステーションをオープンしました。また、テスラ・モーターズは今後も充電インフラを拡充する計画を有しており、中国国内の電気自動車インフラが構築され、中国政府の大気汚染防止政策に資するばかりでなく、テスラ・モーターズによって中国に最新の電気自動車技術がもたらされることとなり、テスラ・モーターズはアップルのように、中国におけるプレゼンスを確保できる可能性があります。

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