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パナマ運河拡張工事が完了、拡張後最初の運河通過は中国の貨物船

日本時間: 2016年6月27日 7時41分 公開

10年近い工期を経て、日曜日に完成記念式典が行われたパナマ運河拡張工事は、世界貿易を促進すると期待されています。

各国の要人や各界のリーダーが出席するなか取り行われた完成記念式典で、パナマ運河を拡張工事完成後初めて通過したのは、中国の海運会社COSCOのコンテナ船でした。大西洋からパナマ運河に進入したCOSCOのコンテナ船は、数時間かけて太平洋へ出て行きました。

パナマ運河は1914年に米国によって作られました。
今回の拡張工事は2007年から55億ドル以上の費用を投じて行われ、予定よりも2年遅れの工事完了となりました。

現在パナマ運河は、アメリカや中国の海運会社による利用が盛んとなっており、今回の拡張工事が完了したことによって、次世代型の大型船、ネオパナマックス級の貨物船が通過できることとなり、北米とアジア間の物流に大きな利益をもたらすことが期待されています。

ネオパナマックス級の貨物船は、従来のパナマックス級に比べおよそ3倍の貨物を運ぶことができます。また、ネオパナマックス級のサイズで建造する旅客船はパナマックス級の旅客船の2倍の乗客を運ぶことが可能です。

さらに、今回の拡張で大型LNGタンカーのパナマ運河通過が可能となったことで、主に日本や韓国に向けてのアメリカのシェールガス輸出などが期待されている他、海運業者にとって収益性の高いLNGタンカーの運航増加が期待されます。

今週の土用に、パナマ運河を初めて大型LNGタンカーが通過することが予定されており、その後も多くのLNGタンカー通過が予想されています。

パナマ政府は、運河からの通行料収入が現在の3倍である30億ドルになることを予想しているものの、目標達成には10年以上かかる可能性もあります。

このパナマ政府の予想に対し、海運事業を行っているシースパン(Seaspan)の副会長は、「誰もが常に、過度に楽観的となる」といった評価をしている一方で、採算性は別として、今回の拡張工事完了は貿易に大きな影響を与える素晴らしいものであると述べています。

また、川崎汽船の専務取締役も、パナマ運河の拡張は時間や燃料の大幅な節約につながり、今後数十年にわたって貿易に非常に大きな影響を与えると述べています。

パナマ政府は、運河拡張というビッグニュースによって、今年問題となったパナマ・ペーパーなどのスキャンダルによってパナマに生じた悪い評判を打ち消すことを期待しており、パナマ運河庁のディレクターは、パナマ運河やその拡張工事は、パナマにとって本来の姿であると述べています。

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