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ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスと客室乗務員の労使交渉は解決するのか

日本時間: 2016年6月21日 3時56分 公開

大手航空会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(United Continental Holdings Inc.)と、客室乗務員の労働組合の間での労使交渉が6月20日から、全国調停委員会の委員の監視下で開始されました。
交渉は6月23日まで行われる予定となっています。

これに伴い、ユナイテッド・コンチネンタルの客室乗務員で組織される労働組合は先週、労働条件の改善を求めて世界中でピケッティングを行いました。
また、労働組合は経営側に対し、2010年のユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併から生じている諸問題の解決も求めています。

ユナイテッド・コンチネンタルは、ユナイテッド航空とコンチネンタル合併以来5年以上経過した現在でも、完全な統合に至っているとは言い難い状況となっています。
合併後、パイロットやメカニック、運航管理者の契約については更新されたものの、客室乗務員の労働契約更新が遅れており、およそ25000人の客室乗務員に対して適切な処遇が与えられない状況となっているほか、現在もなお旧コンチネンタル航空の客室乗務員は旧コンチネンタル航空の航空機で勤務するといった完全な分離状態となっており、客室乗務員の新規採用についてもそれぞれ個別に行われている状況となっています。
また、指揮系統の分離によってフライトスケジュールの複雑化などといった問題が生じており、合併前には4%であったフライトの遅延が現在では6%へと増加しています。
合併後の時間の経過とともに、これらフライトの遅れなどによる損失の増加が目立ってきている状況となっています。

このような問題を抱えるユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは、2015年の決算において、他の航空会社が原油価格の下落などで高い利益率を計上している状況の中、赤字の決算を報告しています。

ユナイテッド・コンチネンタルはさらに、座席マイルあたりの旅客収入低下も報告しており、この座席マイル当たり旅客収入は2016年第2四半期において前年同期比6.5から8.5%下落する可能性があるとしています。
また、ユナイテッド・コンチネンタルは客室乗務員以外の分野における従業員との労働交渉もすすめているところで、陸上要員の従業員およそ30000人との間で今年行われた交渉においては、これらの従業員の賃金を今後5年間で30%引き上げる合意に達しています。
一方で、メカニック分野の従業員およそ9000人との間で行われている労使交渉に関しては現在合意に至っておらず、今月末までに交渉が行われる見込みです。

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