日本時間: 2016年6月17日 23時37分 公開
マイクロソフト・コーポレーション(Microsoft Corporation)は、カインド・ファイナンシャル(KIND Financial)と、州政府や地方政府による大麻の生産及び流通の管理を改善するためのサービスを提供するためのパートナーシップ契約を締結しました。
この契約によって、マイクロソフトはマリファナ合法化に対応する最初のIT企業、及び上場企業となります。
このパートナーシップにおいて、カインド・ファイナンシャルはマイクロソフトの技術を利用して政府機関へサービスを提供することとなり、マイクロソフトの技術はマリファナの生産・流通が規制及び法令を遵守して行われ、マリファナ製品が闇市場へ流出することを防ぐために利用されます。
アメリカにおいて、大麻は24の州で医療目的の使用が許可されているほか、ワシントン州、ワシントンD.C.、コロラド州、オレゴン州、アラスカ州において嗜好品としての利用が許可されています。また、カリフォルニア州などいくつかの州において合法化の住民投票が行われる見込みです。
合法大麻の市場規模は昨年54億ドルとなっており、今年は67億ドルの規模になる見込みで、今後数年間でさらに成長すると見込まれています。