日本時間: 2016年4月24日 23時22分 公開
カリフォルニア州の電力会社パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニー(Pacific Gas and Electric Company, PG&E)は、住宅建築支援ボランティア団体のハビタット・フォー・ヒューマニティ(Habitat for Humanity)に対し、住宅用屋上ソーラーパネル設置費用として100万ドルを支出することを発表しました。
PG&Eによる、ハビタット・フォー・ヒューマニティへのソーラーパネル設置費用の支援プログラムは過去11年にわたって行われており、今回の支援はカリフォルニア州中部および北部の17の支部団体に対して行われます。
ソーラーパネルは年間およそ300キロワット時の発電が可能となっており、この支援プログラムの実施を受けた家庭における電気代を、年平均500ドル低減させているほか、このプログラムを通じて社会全体のエネルギーコスト1050万ドルが削減されていると推定されています。
また、PG&Eは、ソーラーパネル設置費用のほかに、従業員を派遣して年間12000時間以上のボランティアを行っています。