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モービルアイの今後の見通し

日本時間: 2015年7月20日 21時33分 公開

 モービルアイは2015年5月の第1四半期決算報告で予測を上回る好結果を発表しました。この伸びは今後も続くのでしょうか。そして注目すべき強みと弱みはどこでしょうか。

 まず強みとして、自動車業界には安全性追求と自動運転化という2つの世界的トレンドがあります。一方で、世界のADAS (先進運転支援システム) の採用率はわずか11%にすぎません。この分野で他を圧倒するモービルアイにとってこれは大きな市場機会を意味します。
 モービルアイのADASはすでに市場シェア85%を占め、競合他社がいまだ第1、第2世代の製品に取り組む中で、2018年製品化の第4世代半導体チップEyeQ4をすでに2社から受注しています。EyeQ4は他のどの製品よりも処理速度に優れています。
 同社の製品ソフトはまた、低価格な上にスケーラブルに取り付けることができ、自動車メーカーにとって自社製品車のADASをアップグレードするのに好都合です。

 また自動車が生活必需品となった今、各自動車メーカーは自動運転化で差異化を図ろうとしています。完全自動運転車の市販化にはあと10年はかかるものの、自動運転機能は今や単なる贅沢品から車の主機能へと移行しつつあります。

 モービルアイは準自動運転市場に多焦点カメラを提案しています。2014年のIPO時には2つであった同社の多焦点カメラ製品は、すでに4つに増えています。
 以上に挙げたモービルアイの技術や市場シェアの高さは他を寄せ付けない強みとなる一方で、その優位性はすでに株価に反映されています。そのため、この先成長予測値へ突き進むなかでどんな後退も株価にはマイナス要因となり得ることに留意すべきです。

 まず、すでにADAS分野の明確なリーダーであるモービルアイにとって、いかなる他社の参入も株価の下落要因となる可能性を秘めています。例えばグーグルなどは自動運転にまったく別の角度から取り組んでいます。
 またサプライチェーンにもリスクが隠れています。モービルアイはEyeQの製造をSTマイクロエレクトロニクスに任せており、製品はフランス国内の単一設備で作られています。もしもここで何等かのトラブルがあれば部品供給は滞り、収益にも多大な影響を及ぼすことになります。 

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