日本時間: 2015年7月17日 6時0分 公開
ゼネラル・ケーブル・コーポレーションは2015年6月25日、同社のアジア太平洋事業をMM ロジスティクスに約2億500万ドルで売却することで、最終的な合意に達したと発表しました。
アジア太平洋事業は、タイ、中国、ニュージーランド、オーストラリアでのビジネスで構成されています。同社はクロージング条件対応により、第3四半期に事業の売却を完了する予定となっています。収益は、借入残高の減少と、関連費用の支払いに充てられる予定です。
取締役会長であるジョン・E・ウェルシュIII氏は、「私達は当初2014年10月に発表した、再編プログラムの継続的な実行と、その確固たる勢いに満足しております。アジア太平洋事業を売却するこの契約は、地理的ポートフォリオを簡素化し、組織の複雑さを軽減するためのもう一つの重要なステップです。私達は、計画通りに進んでいるアフリカビジネスの分離プロセスに引き続き焦点を当ててゆきます。そして、私達の中心市場である北米、ラテンアメリカ、ヨーロッパではビジネスの最適化、コストの削減と運転効率の向上を行い、事業再編プログラムを継続的に実行していきます」と述べました。