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フォード、海外に小型車の生産移転計画を発表

日本時間: 2015年7月10日 2時38分 公開

 フォードは、小型車市場の後退により2018年に、ミシガン州ウェインにある工場での小型車のフォーカスとシーマックスの生産を中止し、海外に移転する計画を明らかにしました。
 
 フォーカスのような小型車は、トラックやスポーツ用多目的車(SUV)に比べ利益率が低いのですが、同社にとって、低燃費車の需要を満たすのに不可欠な商品です。

 ミシガン工場では、4,400人の労働者を雇用しており、フォーカスとシーマックスの2車種のガソリン、電気、ハイブリッドモデルを生産しています。
 
 また、同工場では、以前、軽トラックやSUVを生産していましたが、ガソリン価格の高騰で、1ガロン当たり4ドルの時に、小型車生産に移行しました。しかし、ガソリン価格の下落を受け、小型車の需要が減退し、2015年初めには、同工場で約700人を削減することを発表しています。

 フォードは、ミシガン州とメキシコの工場で、フォーカスの生産を分割しています。また、同社は、ミシガン州の工場について、「将来生産する車種について、積極的に検討しています」と報じました。

 フォーカスは、世界で人気があり、ドイツ、アルゼンチン、中国、ベトナム、タイの工場で生産されていますが、次世代モデルをどこで生産するかは未定です。また、米国で販売されている小型車、フィエスタは、メキシコで生産されており、同社の生産拠点となっています。

 現在、フォードは、低い労働コスト、また、輸出を容易にする世界貿易に関する諸協定を活用し、メキシコに数百億ドルを投資し、新工場を建設する計画をしています。

トヨタ自動車は、カローラのカナダでの生産分を、数年後にメキシコへ移管することを発表しています。 また、ホンダは、2014年に、メキシコでフィットの生産を稼働し、米国への出荷を開始しました。マツダは、メキシコで小型車のマツダ3とマツダ2を生産しています。

 フォードミシガン工場の全米自動車労働組合(UAW)担当である、ビル・ジョンソン氏は、「小型車生産の海外移転は、今後の労働交渉の中心トピックとなるでしょう」と述べました。

 

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