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中国でテスラの新たなライバル登場か

日本時間: 2015年7月9日 20時16分 公開

 テスラモーターズの中国での不振には2015年の初め、投資家たちは苦渋を飲みました。現在、平然を装っている同社ですが、それも長くは続かないかもしれません。

 中国にはテスラよりも売れている電気自動車メーカーが数多くありますが、同国屈指のスマホメーカー、シャオミがそれに加わろうとしています。同社がテスラ車のパテントを調べるなど情報収集を始めたことを2015年7月8日に現地紙が報じました。

 シャオミの市場参入は国の助成政策に釣られたところが大きいと記事は述べています。中国政府は他業界からの電気自動車市場参入を奨励し始め、企業は製品に対して補助金を受けることができます。

 資格を得るには適切な知的財産所有権の証明が必要ですが、シャオミが提出したパテントは核心的技術というよりは、クルーズコントロール、ナビゲーション、ハンドリングに関するものでした。市場調査にとりかかったとはいえ、実際に参入を果たす確証はなく、参入するにしても何年もかかるかも知れません。

 中国のスマホ市場は頭打ちを見せ、同社は成長を模索しています。世界進出への意欲を示すものの、粗利益が大きい代わりに競争も激しい米国やヨーロッパへの進出はまだ果たしていません。

 電気自動車市場は対照的に、飽和には無縁です。しかし大衆の購買欲も未成熟で、それは昨年のテスラの苦戦で明らかになりました。

 テスラの中国販売不振には様々な要因がありますが、関税や、政府補助金の対象外になることによる製品価格の高騰が最も痛い問題です。

 現地企業と組めば価格や助成金の問題をクリアすることができますが、今のところイーロン・マスクCEOにその考えはないようです。米国の州法を変えて独自の販売法を通そうと試みる同氏は、中国市場においても政府の態度を軟化させようと企てているのかも知れません。

 シャオミが自動車市場に参入する場合には一から開発する必要はなく、テスラが他社に開放したパテントを利用することができます。

 つまり、テスラのモデルSが全く売れていないのに、同社の技術を使った電気自動車が中国の路上に溢れ返るという現象も起こりかねないということです。

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