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ブラックベリーが医療施設への安全な携帯電話の導入を計画中

日本時間: 2015年6月29日 11時48分 公開

 ブラックベリーがシスコシステムズおよびソートワイアと提携し、ある事業を進めています。その事業とはカナダのオンタリオ州にあるマッケンジー・リッチモンドヒル病院内で医師・看護師が連絡を取り合うための携帯電話を導入することです。ブラックベリーがその本体とソフトウェアの開発を担当します。事業にかかる費用がどれほどなのかは明らかになっていません。

 「導入される携帯電話は抗菌素材で作る予定だ」とブラックベリーのCEO、ジョン・チェン氏が語っています。

 マッケンジー・リッチモンドヒル病院の最高情報責任者、アヴィヴ・グラッドマン氏は、「入院している患者にとって院内感染が重大な問題だ」と述べています。また、病室で携帯電話などの器具を使うことで病院に細菌が持ち込まれることがよくあるそうです。

 医療関係者は病室に入る時も出る時も自分の携帯電話をアルコールで消毒すべきだとグラッドマン氏は訴えています。学術誌『ジャーナル・オブ・アプライド・マイクロバイオロジー』に掲載された論文によれば、スマートフォンのタッチパネルに付着した細菌の20~30%が指先に移るそうです。しかし、携帯電話を殺菌するのにアルコールが効果的なのはまだまだ知られておらず、医療関係者の中でも必ずしもアルコールで殺菌しているとは限らないようです。入院している患者の主な死因の一つとして院内感染があるとグラッドマン氏は指摘しています。

 こういった事情から、新たに導入される携帯電話には強い抗菌性が求められているのです。2015年6月24日にチェン氏が記者に語ったところによると、装置の生産にはまだ着手していないそうです。しかし、装置の清潔さをほとんど気にしなくていいほど抗菌加工の行き届いたものになるとのことでした。

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