日本時間: 2015年6月23日 7時47分 公開
ニュージーランドのオークランドに拠点を置くソフトウェア開発会社のMEAは海外に事業を拡大しています。
MEAはドイツでコダックアラリスと業務提携しました。ドイツのスマートフォンユーザーはMEAのアプリを利用して写真を現像することができるようになります。
スマートフォンユーザーはMEAのアプリ、プリンティキュラーを利用しドイツ国内にある1,600店舗のキオスクで写真を受け取ることができます。
「携帯電話の安全性を懸念するユーザーは携帯電話やオンラインに保存したデータを現像したいと考えている。」とMEAのモバイル担当役員のロッド・マクファレン氏はコメントしました。
MEAは米国に8,500店舗を有するウォルグリーンとも同様の契約を結びました。
プリンティキュラーはMEAの消費者向けアプリで最も成功しました。
ニュージーランドのユーザーはアプリで写真の現像をオーダーし32セントで配送してもらうことができます。
プリンティキュラーはコダックアラリスがドイツのキオスクでの利用を認めた最初のアプリです。しかしマクファレン氏は「キオスクが独自の現像アプリを開発するのは時間の問題だ。」としています。
コダックアラリスはイーストマンコダックから独立した会社です。
同氏は「MEAはパートナーと共にニュージーランドとオーストラリアで写真のピックアップサービスを提供してきた。顧客は店内で料金を支払うことができる。クレジットカード番号や配送先の住所を入力する必要がない。プリンティキュラーの使い方はシンプルで、ユーザーは現像前に写真を編集できない。MEAは毎年2倍の成長をしてきた。今後もこの成長を継続していきたい。」と述べました。