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中国特許庁がギリアドのソバルディ関連特許を拒絶

日本時間: 2015年6月21日 3時33分 公開

 中国特許庁がギリアドのC型肝炎治療薬ソバルディ関連の特許出願に対して拒絶判断を下しました。ギリアドはソバルディの主成分であるソホスブビルの特許を含め、中国でソバルディ関連特許を幾つか取得しています。しかし今回の中国特許庁の拒絶判断を受け、ギリアドの他の特許、ソバルディの後発品製造販売元やC型肝炎患者にも大きな影響を与えそうです。

 今回中国特許庁はソバルディが体内で代謝してから薬理活性するプロドラッグと呼ばれる薬品に関連しているとし、またその開発に既存の技術を用いていることが中国特許法の新規性や創造性の項目に満たないとして特許を拒絶しました。

 法律家や科学者による活動団体である医薬品、アクセス、知識のためのイニシアチブ(I-MAK)は安くて有効性のある医薬品を発展途上国などの患者にも入手できるようにするべきだと主張しています。そしてギリアドに対してソバルディをもっと入手しやすい価格にするべきだと訴え、インドやブラジルなどソバルディの特許がない国にでギリアドの特許申請に異議を申し立てています。I-MAKの創設者兼代表タヒール・アミン氏はニュースサイト『ベジンガ』で今回の中国特許の判断によりソバルディの後発品が今後出る可能性がありもっと入手しやすくなる可能性もあるので非常に重要な判断であると受け止めていると述べています。

 ソバルディはアメリカでは12週間の治療で84,000ドルします。国境なき医師団は中国などの国に対してギリアドは12週間の治療を15,000ドルで提供すると予想しています。しかしそれに対してリバプール大学の最近の研究で後発品製薬会社はソバルディ後発品を12週間の治療を101ドル以下で提供することが可能だと結果を出しています。また中国は他国の後発品製薬会社にとって主要な製剤原料の供給国であり今後ソバルディの後発品をもっと安い価格で提供する可能性もあります。

 今回の中国特許の判断を受けて直ぐにはギリアドのソバルディ売上には影響しませんが、今まで高価な治療薬に手を出せなかった患者も今後治療を受けられるようになるかもしれないでしょう。現在中所得国ではC型肝炎患者がおよそ5000万人いるとされ、中国ではおよそ3000万人いるとされています。

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