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セント・ジュード・メディカル、パーキンソン病患者治療に使用する神経刺激装置をFDAが承認

日本時間: 2015年6月14日 23時37分 公開

 ミネソタ州セントポールに本社を置くセント・ジュード・メディカルのパーキンソン病治療装置であるブリオ神経刺激装置を米食品医薬品局(FDA)が承認しました。

 現在、アメリカではおよそ100万人のパーキンソン病患者がいると言われています。パーキンソン病には様々な症状がありますが、そのほとんど手足が震える「振戦」という症状に苦しんでいます。

 今回、FDAからの承認を受けたブリオ神経刺激装置は、植え込み式脳深部刺激装置と呼ばれる装置であり、体内と脳に装置を植え込むものです。この装置は、薬物治療では効果が出なかったパーキンソン病患者を対象に使用します。
この装置を用いた治療方法は、まず、上腕部の皮膚下に充電式の微弱な電流を発生する電子パルス発生器を植え込みます。そして脳にリードに付いている電極を留置してリードのワイヤーを電子パルス発生器と接続します。これによって電子パルス発生器から発生する電流が脳に刺激を与えパーキンソン病の症状や振戦を軽減することができるということになります。

 パーキンソン病患者の症状や振戦を軽減するための神経刺激装置はメドトロニックのアクティバ脳深部刺激療法装置が最初で、ブリオは2台目となります。
アクティバ脳深部刺激療法装置は1997年にFDAがパーキンソン病や振戦症状に伴う震えの治療対象として承認しましたが、2002年にパーキンソン病症状と治療対象の幅を広げて承認しています。

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