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広告業界にとってアップルの広告ブロック機能は脅威

日本時間: 2015年6月12日 4時7分 公開

 ここ数年、パソコンの広告ブロック機能は広告主や出版社を悩ませてきました。しかしアップルはiOS9でサファリの広告ブロック機能を拡張すると伝えました。

 広告主や出版社は数年かけてモバイルアプリを構築しコンテンツに磨きをかけてきました。しかしiOSユーザーはそれらの広告を簡単に排除できるようになるります。アップルの最新モバイルOSはiPhone4sからiPhone6、iPadなどの数えきれいデバイスと親和性があります。

 IT専門調査会社(IDC)によればモバイル機器市場においてアップル製品は18.3%(アンドロイドは78%)を占めています。しかしiOSユーザーはコンテンツを利用する割合が高く、つまりは広告を利用する頻度が高いことになります。

 グループM北米(世界最大手の広告代理店)のCOOジョン・モンゴメリ氏は「状況を注意深く観察しなくてはならない。広告ブロックが脅威でないとは言えない。オンライン上のユーザーが無料コンテンツを好むことは理解している。しかしことわざにあるようにタダより高いものはない。」とコメントしました。

 2014年の調査で全世界のパソコンユーザーうち1億4千万人が広告ブロック機能を使用していることが明らかになりました。モバイルユーザーもパソコンユーザーと同様に広告ブロック機能をオンにすることは十分に考えられます。広告ブロック機能のインパクトはiOS9がロンチされる秋まで不明です。しかし広告ブロック機能はグーグル、アマゾン、マイクロソフト、タボーラの様な企業には十分なインパクトがあります。彼らは2015年2月にアドブロックプラスの開発者に彼らの広告をホワイトリスト化するために支払いをしたとフィナンシャルタイムスは報じました。

 調査会社イーマーケターのアナリスト、マイク・ハドソン氏は「驚くべきことに広告ブロック機能はユーザーの満足度を向上させる。現状では成り行きを見守るしかない。消費者の全員が広告ブロック機能を使用するわけではない。デジタル市場が崩壊することはないだろう。」と述べました。

 イーマーケターの調査によると2015年のモバイル広告費は50%増加し287.2億ドルになる見込みです。

 広告主や出版社はユーザーが設定を変更しないことを望むだけです。デジタル広告企業のアンダートーンの共同設立者エリック・フランチ氏は「変更は広告の有効性を低下されることになるかもしれない。」と語りました。

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