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ギリアドにとってメルクの新薬はアッヴィほど影響ない

日本時間: 2015年6月11日 19時18分 公開

 メルクは3種混合の汎遺伝子型C型肝炎治療薬を開発中ですが、ギリアドはアッヴィのヴィキラ・4パックの時ほど脅威を感じていないことをゴールドマン・サックスの年次グローバル・ヘルスケア会議で表明しました。

 ギリアドのC型肝炎治療薬ソバルディとハーボニはそれぞれ12週間の治療期間で84,000ドルと94,000ドルと高額です。それにも関わらず治療期間の短さ、治癒率の高さや単剤で服用できることから発売直後から売れC型肝炎治療薬市場をリードしていました。
しかし2014年12月に競合のアッヴィがヴィキラ・パックを83,000ドルで発売し米薬剤給付管理(PBM)大手エクスプレス・スクリプトと独占契約を結んでからギリアドの市場占有率が危うくなりました。ギリアドは他の大手PBM数社と契約を交わし価格を46%引き下げる措置をとることを表明しました。2015年第1四半期にはギリアドはアナリストの予想を遥かに超えて46億ドルを売り上げ、再びその強さを見せつけました。

 C型肝炎治療薬市場では価格面においてはトップのギリアドに対抗できないことが証明されたため、メルクは薬の有効性の高さで対抗するようです。メルクは汎遺伝子型C型肝炎治療薬を開発中で現在臨床試験の中期段階です。一方ギリアドの次世代の汎遺伝子型C型肝炎治療薬は2016年発売される見込みで市場のトップが先に動きをとることになります。

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