アメリカ株ニュース | アメリカ株式市場情報サイト

アメリカ株ドットコム

アメリカ株ニュース

レセプトス買収にアストラゼネカ、ギリアドとテバが提示

日本時間: 2015年6月10日 22時30分 公開

 カリフォルニア州サンディエゴに本社がある、バイオ製薬会社レセプトスの買収話が持ち上がっています。
レセプトスの企業価値は49億4000万ドルですが、今回アストラゼネカは1株当たり200ドル、合計にして63億ドルを提示しました。またギリアドやテバ・ファーマシューティカルズ・インダストリーズは1株当たり280ドルを提示しました。しかしレセプトスは現在の株価の倍以上の1株当たり350ドル以上でないと売却しない方針を示し上記の3社には売却を断っています。

 レセプトスには現在開発中のRPC1063とRPC4046があり、他の製薬会社が注目している治療薬です。RPC1063とはスフィンゴシン-1-リン酸受容体阻害剤(S1P1R)で多発性硬化症とクローン病を対象とした臨床試験を実施しています。新薬の分析や評価を行うディシジョン・リソーシズによるとRPC1063多発性硬化症治療薬として2023年までに200億ドル売り上げる可能性があると予想しています。RPC4046はアッヴィとの共同開発で好酸球性食道炎治療薬として現在第2相試験を実施しています。
またグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬も研究開発中ですが、今後糖尿病の経口治療薬ができる可能性があります。2015年4月からブーンバーグで注目の企業として挙げられてからレセプトスの株価が150ドルから160ドル辺りまで上昇しました。

2015年6月9日の株価は2.45%上昇し、終値は160.44ドルでした。

 アストラゼネカの主要製品は抗がん剤、呼吸器系疾患治療薬、糖尿病治療薬や抗血小板剤で2014年11月にはアルミラルとデフィニエンスを買収しています。しかし2013年から売上が減少し2014年の売上は260億ドルでした。また2014年ファイザーからの1170億ドルでの買収提案を断ったこともあり、レセプトスを買収してアストラゼネカの製品幅を広げていくことは企業にとって非常に重要であるとイギリスのプロアクティブ・インベスターズのアナリストであるフィリップ・ウォーラー氏は述べています。アストラゼネカ側はこの買収提案に対してコメントしていません。

 一方テバ・ファーマシューティカルズ・インダストリーズはマイランに400億ドルの買収額を提示していましたが、世界での大手ジェネリック医薬品企業によりその話は流れました。

関連ニュース

最近検索された株 (銘柄トレンド)

First Trust ISE Cloud Computing Index Fund   エヌビディアコーポレーション   ヒストジェニックス   アスペン・エアロゲル   三井住友ファイナンシャル・グループ   JMスマッカー   アヴネット   アマゾン.com   INCリサーチ・ホールディングス   SITOモバイル   ディーア・アンド・カンパニー   アルファベット   ボビー・メディカル   ルメンタム・ホールディングス   ADT   スミス・アンド・ネフュー   エスタライン・テクノロジーズ   チーズケーキ・ファクトリー   メドトロニック   アリババ・グループ・ホールディング   RiverFront Dynamic US Flex-Cap  

このニュースの関連企業・銘柄

ギリアドサイエンシズ<GILD>
テバ・ファーマシューティカルズ・インダストリーズ<TEVA>
レセプトス<RCPT>

リアルタイム・検索ランキング