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アップルの音楽配信サービスは大きな賭け

日本時間: 2015年6月10日 18時0分 公開

 アップルは2015年6月9日の世界開発者会議(WWDC)でアップルミュージックを発表し、音楽業界は様々な反応をみせました。

 同社はアップルミュージックの利用者の目標を1億人としています。3か月の無料期間を考慮すればそれは難しいことではないでしょう。この賢い決断は利用者数の増加に寄与することになるはずです。またこの戦略は2015年の8月か9月に発売予定の新バージョンのiPhoneの販売を視野に入れたものです。
 しかし後になってアップルは利用者数を発表しないかもしれません。『フォーブス』によれば利用者は1.2千人の有料利用者を含む6千人に達しました。

 アップルは新サービスの利用者数を1億人にしたいと考えています。Spotifyは8年かけて利用者を5千人強にまで増やしました。アップルは楽天的なのは考えが甘いのかはわかりませんが、アップルはサービス開始から3カ月で1億人の利用を見込んでいます。
 実際にはSpotifyの利用者のうち4.8千人は同社のサービスを無料で使用しています。この事実はアップルに音楽サービスに10ドル支払うことがいかに難しいかを示しています。

 アップルが多くの音楽コレクションを持つことになるのは確かでが、サウンドウラウドの様な会社の音楽はアップルミュージックでは提供されません。またスポティファイの人間によるプレイリストはアップルのプレイリストより優れていると考えられています。
 アップルはプレイリスト作成のためにヒューマンチームを作る予定です。しかし人間がプレイリストを作成したとしても最終的にはユーザーの好みを知ることはできません。

 無料音楽配信サービス利用者をアップルのブランド名だけで10ドルの有料会員にすることは難しいでしょう。彼らは無料期間だけアップルのサービスを利用しその後は無料の音楽配信サービスに切り替えてしまうでしょう。ユーザーは無料サービスを使いづらいと感じつつもだんだんとそれに慣れてしまいます。
 一曲に99セント、アルバム一枚に4ドルを支払うユーザーがいる一方でアップルは年間120ドルの使用料を請求するでしょう。

 アップルがコネクトと呼ぶアーティストのためのソーシャルネットワークは既にSpotifyより大規模です。アプリ内でアーティストとユーザーは交流することができ、プレイリストをシェアすることができます。iTunesコネクトはピングの刷新版で、2001年にiTunesがロンチした際はアーティストのソーシャルネットワークは失敗に終わりました。

 実際には、無料期間終了後のアップルには、いばらの道が待っています。アップルは無料音楽配信サービスをターゲットにしておらず、問題は有料音楽サービスにいかにしてユーザーの焦点を向け、ライバルに打ち勝つかです。

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