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グーグルのサーチエンジン、アップルとフェイスブックにより危機に直面

日本時間: 2015年6月9日 19時52分 公開

 グーグルが米国市場で深刻な困難に直面しています。

 2015年6月8日、アップルは自社主催のカンファレンスにて、次のOSアップデートでSiriとSpotlightの機能が飛躍的に広がることを発表しました。これにより、グーグルのサーチエンジンはiOS上ではもはや便利ではなくなってしまうでしょう。
Siriはデバイス上で活躍の幅を広げ、サーチエンジンの代わりとして機能するほか、ユーザーのニーズを先読みして提案することもできるようになります。また、Spotlightはアプリ内のコンテンツを検索できるようになります。
例えば「晩ご飯に良さそうなものの作り方を教えて」とSiriに聞くと、Spotlightと協力してレシピアプリの中の適当なおかずを検索し、提案してくれるのです。

 さらに今や、私たちがモバイルを見ている時間の35%はフェイスブックに費やされているということが明らかになっています。また、米国内の市場でiOSのシェアはAndriodに追いつき、ほぼ五分五分となっています。フェイスブックもアップルも、ユーザーをインターネットから遠ざける方向に働いています。

 アップルによれば、昨年Siriは正確さ・速さともに40%の性能アップを実現し、Spotlightもこれからより高度な学習ができるようになります。フェイスブックも、フェイスブック内の記事をアプリで検索できるようになるなど進化していますが、一方のグーグルは行き詰っています。また、アップルは収入の面で検索に頼ってはいませんが、グーグルの収入は検索による広告収入が主です。フェイスブックの広告収入は、グーグルのシェアを剥がすことによって成長の余地がまだまだありますが、グーグルの方は市場が縮まれば一緒に縮まってしまうでしょう。

 6月8日にアップルのこの発表があってから、グーグルの株は1%以上下落しています。

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