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グーグル、公正な競争を妨害している疑いでEUと揉める

日本時間: 2015年6月8日 3時56分 公開

 グーグルがEUと揉め事を起こしています。これを受け同社のヨーロッパ担当統括マット・ブリティン氏が、『ポリティコ』の取材の中で弁明を試みました。ブリティン氏は、「グーグルはヨーロッパでの常識を知らず、EUとの話し合いにも十分な数の社員を派遣できませんでした。アメリカ西海岸流の自由なやり方を持ち込んだと捉えられても仕方ありません」とコメントし、EUに和解を持ちかけている状態です。
さらに、「私たちはヨーロッパの人々のことも、彼らがアメリカ人と同じ方法でものごとに取り組むわけではないことも知っています」と述べ、数十億ドルの罰金の可能性が出てきていることを受けて、遺憾の意を表しています。

 EUの競争政策担当委員マルグレーテ・ヴェスタエアー氏は、「グーグルはヨーロッパ最王手のサーチエンジンでありながら、GmailやGoogle Mapなどの自社のサービスのみを宣伝することで公正な競争を妨害している」と非難しました。
この申し立てにより、悪質であると判断されればグーグルは66億ドルの罰金を支払わなければならない可能性もありますが、ブリティン氏は一方で「ここ5年でモバイルでのインターネットは完全に普及し、情報を受け取る手段も大きく変化しており、今よりも競争が激しかった時代はないと思います」ともコメントしています。

 しかしヴェスタエアー氏はグーグルのAndroid OSについても、世界中の80%のデバイスで使われていることを受け、これがライバルやデザイナーに害を及ぼしていないかどうか調査を開始すると述べました。
懸念されているのはグーグルが、デザイナーやデバイスのメーカーに、同社のサーチエンジンや広告をデバイスに入れ込むよう強いているのではないかという点です。たとえユーザーがモバイルにグーグルを求めていようとも、そうした場合にはEUは厳しく対処するでしょう。

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