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グーグルの自動運転車、プライバシーの問題で批判される

日本時間: 2015年6月5日 3時11分 公開

 グーグルの権威セルゲイ・ブリン氏が、2015年6月4日の定例株主総会で、ジャーナリストのジョン・シンプソン氏から同社の自動運転車に関する批判を受けました。

 ブリン氏によれば、グーグルの自動運転車による事故はこれまでに12件起きています。ただ、このうち少なくとも7件が後続車の追突によるものであり、またその他の事故も自動運転車にドライバーが乗っていた際に起きたものであるというのがブリン氏の主張です。しかしグーグルは裁判所に指示されるまで、この事故の事実をあわよくば隠そうとしていました。

 シンプソン氏は、自動運転車から得られるデータをグーグルが何に使うのかも質問し、それをきちんと保護するよう求めましたが、グーグルからそれについての回答は得られませんでした。シンプソン氏によれば、得られるデータは車の操縦のみに使う、というルールが設定されそうになった際、グーグルはこれを認めなかったというのです。

 グーグルは、様々なサービス提供により集めたデータを主に広告会社に売る、というデータビジネスで成り立っています。アップルのティム・クック氏は最近のスピーチで、こうしたビジネスモデルは消費者をだまし、プライバシーやセキュリティを犠牲にサービスを受け取ることを強いているようなもので、企業倫理に反すると批判しています。

 テスラモーターズやアップルも自動運転車のマーケットに参入するのではと言われていますが、これらの会社は情報よりも形ある商品を売って稼いでいる会社なので、データが利用される恐れはグーグルよりも少ないと言えます。一方グーグルは、車から得られるデータについての回答をさけたことを見るに、おそらく得られるデータを最後の1バイトまで利用し、広告会社に売り渡すのでしょう。

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