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インドの石油相とコノコフィリップスのCEOが演じた「ウィーン会議」

日本時間: 2015年6月5日 9時11分 公開

 OPECは二年に一度、各国の石油相の夏の会合の前に国際的なセミナーを開きます。そこにはOPEC加盟国の要人、世界的な政治家、大石油会社の幹部、経済学者やアナリストが集い、世界情勢について論じ合います。

 そのセミナーが2015年6月3日~4日にウィーンで行われた後に出されたコメントの中で、非常に対照的な二人によるものが際立っていました。その二人とはインドの石油相ダルメンドラ・プラダン氏とコノコフィリップスのCEOライアン・ランス氏です。

 プラダン氏が述べたのはインドが今後OPEC非加盟国からも石油を輸入すると決断したことでした。

 現在インドは自国で消費する原油の85%をOPECの石油輸出国から輸入しています。国際エネルギー機関の2014年の市場予測によれば、2013年から2040年の間のインドの石油需要成長率は年3.5%で世界最大となるとされています。また、石油価格が下がっており50~75ドル程度となっています。そこでインドは今こそOPEC加盟国と非加盟国の双方と交渉し、輸入価格を抑えようと考えたのです。

 コノコフィリップスのライアン・ランス氏のコメントもOPECにとって耳の痛いものでした。ランス氏が述べたのはアメリカのシェールをはじめとする非在来型の石油・ガスの採掘がまさに今興隆しているということです。

 現在でもアメリカのパーミアン油田、イーグルフォード油田、バッケン油田で400億~1900億バレルほどの石油の回収が技術的に可能だと推計されています。しかしインドのように石油需要が伸びる国があるために石油価格は下げ渋り、一方シェールガスは生産コストの低下と共に価格がさらに下がるだろうとランス氏は予言します。

 「油層工学、ドリル、採掘技術が発展し続けているので非在来型資源の産出は成長産業です。シェールは生産コストを30%削減し、石油価格に追いつこうとしています」とランス氏は述べました。

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